良性と悪性の卵巣嚢腫
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良性と悪性の卵巣嚢腫

 卵巣嚢腫は良性の腫瘍であり、悪性に進むことはありません。しかし、その中に卵巣がん存在しているケースがあります。


卵巣嚢腫の注意


 卵巣嚢腫は良性の腫瘍であり、悪性に進むことはありません。しかし、その中に卵巣がん存在しているケースがあります。症状が現れにくく、その発見には超音波検査が重要な検査となっています。卵巣がんを念頭において、がん検診を受ける時に超音波検査を行い、日ごろから早期発見に努めた方がいいでしょう。



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卵巣嚢腫とは


 卵巣嚢腫は卵巣腫瘍の一種で、ほとんどは液状の成分が溜まり腫れている良性の腫瘍のことを言います。いくつか種類があり、一番多いものは皮様嚢腫です。これは髪の毛や皮下脂肪、皮脂などが溜まるもので「デルモイド」とも呼ばれています。他には水が溜まる漿液性嚢胞腺腫があります。これは黄色透明の水溶液が溜まるものです。



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茎捻転は緊急手術の対象に


 卵巣嚢腫はあまり症状がないのが特徴ですが腫瘍が大きくなると腸が圧迫され、便通に影響をおよぼしたり、膀胱を圧迫するとトイレが近くなるなどの症状が現れます。ある程度大きくなると腫瘍が動くことにより、腹部に痛みを発することがあります。
10cmくらいになると腫瘍の動きも大きくなり、卵巣がねじれを起こすことがあり、激痛を発します。これは急性腹症のひとつの原因となっているもので、茎捻転といわれています。このときは緊急手術の対象になります。生命を脅かす危険は基本的にはありませんが手術が必要です。



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手術の方法


 卵巣脳腫の手術には卵巣を完全に摘出する方法と悪い部分だけを取り除き、正常な部分を残す方法とがあります。
手術法には開腹するか、内視鏡下で行う腹腔鏡手術に分かれています。



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超音波検査の必要性


 超音波検査は卵巣腫瘍を的確に診断できます。手術法の選択には欠かせず、悪性では無いことを確認した上で内視鏡下で行う腹腔鏡手術を行います。これが悪性若しくは疑わしいのであれば、開腹手術を行わなければなりません。
それを判断するために超音波検査を行い、良性か悪性かを見極めます。



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その他の検査


 超音波検査だけでは悪性かどうかを判断することが、困難な場合があります。追加検査が必要となります。それは、腫瘍マーカーを行います。特にCA125という腫瘍マーカーを中心に行います。さらに、MRIによる画像診断を行って、総合的に悪性かどうかを判断します。



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卵巣嚢腫に隠れているもの


 現在、卵巣脳腫の原因は解っておりません。
卵巣嚢腫は良性腫瘍ですから悪性に進むことは基本的にありません。しかし、良性腫瘍の中に悪性腫瘍が隠れている可能性があります。たとえば、チョコレート嚢腫は子宮内膜症によるものですが、そのなかに悪性腫瘍が存在することがあります。



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卵巣嚢腫の自覚症状無し


 卵巣嚢腫はよほど腫瘍が大きくならなけえれば自覚症状を感じません。それゆえ発見が遅れがちとなります。そのため、がん検診を受ける時に超音波検査を行うことをお奨めします。



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卵巣がんの早期発見


 卵巣嚢腫自体はあくまで良性腫瘍であるため、必要以上に心配することはありません。わが国では、卵巣がんは乳がんとともに、生活の欧米化などに伴い増加傾向にあります。卵巣がんは症状が現れないまま進行するので、かなり進行した状態で発見されることが多くなってきます。それゆえに、卵巣嚢腫が発見されたときに卵巣がんが隠れていないかどうかを検査する必要があります。



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卵巣がんのピーク


 現在卵巣がんは50代がピークとなっていますが、若いからといって油断は禁物です。生活の欧米化で変わってきているのも現実です。がん治療は早期発見が第一条件となってる今、かなり進行してから発見されることの無いように、卵巣嚢腫とともに日ごろから検査で早期発見を心がけることが大切です。



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チョコレート嚢腫とはどんな病気ですか


 卵巣内で子宮内膜症が起こっているものです。場所が異なっていても子宮内膜症に違いがありません。チョコレート色の古い血液が溜まるため、この名称で呼ばれています。



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卵巣嚢腫の茎捻転とは


 卵巣に腫瘍ができると、腫瘍自体の重みで骨盤の底の方に動いてきます。この時、卵巣を支える2本のじん帯が引き延ばされて卵巣がじん帯の付け根部分で「茎」のような形になり、この部分を中心にねじれを起こすことがあります。これが茎捻転で、これになると激痛を発します。



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腫瘍マーカーでがんを発見できるの


 腫瘍マーカーが陽性だからといって必ずしもがんと決まったわけではありません。MRIや超音波診断などで総合的に診断する必要があります。最終的な確定診断は手術をしてその摘出物の病理検査により行われます。



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